フレッシュさと安定感が魅力のストライプタイ

ライターズ・スタイル 1

 またぞろストライプタイが気になりだしてきた。前回はトム・ブラウンやマイケル・バスティアンなどの米国発ニュープレッピーの流れから、レジメンタルなタイに脚光があたりました。そしてそれから10年ほどが経ち、今再びのストライプか?という機運がモリモリとなっています。ビームスは今季、70年代のブリティッシュアメリカンにちなんだ正統的なクラブタイをリリースする様子です。そんなタイミングで僕の持っているストライプタイをちょっとご紹介。といってもどれもビンテージです。昨今は各セレクトショップの編集能力もいっそうの磨きが掛かり、かなり感度の高いデザインのストライプタイを出してきていますが、やっぱり僕には少し古臭いモノが良く似合うようです。きっと顔の問題だと思います。……。とは言えスーツやジャケットまでビンテージだと、なんだかカビ臭い人に見えてしまうような気がするので、それらはモダンなフィットであることを心掛けつつ、タイなどの小物で遊んでいるというワケ。昨今、スーツにおいて「サルトリアーレ・スタイル」(襟付きジレの3ピースや2プリーツ&サイドアジャスターのパンツによる、いわば1930年代調ディテールを取り入れたスーツ)のトレンドがあるように、僕はタイにおいて“レトロ”を取り入れようと考えているのです。それにしても日本人がちょいちょい絡んで見せるプレッピーへの視線はどういうモノなのでしょうか。学生・制服スタイルというか集団スタイルへの帰属意識というか。AKB的な嗜好と通底する何かがあるのでしょうか。不思議不思議。

Photo①

シルクのレップタイ。レップとは畝織生地のことで通常はシルクが使われます。ブルックス ブラザーズが自社のレジメン風タイをレップタイと呼んだことから、アメリカ的な“逆ノの字”ストライプタイを総称してレップタイと呼ぶ人もいます。僕のこの一本も“逆ノの字”ゆえにアメリカ製だと思われます。5060年代を感じさせる剣先6.5㎝の細幅仕様。芯地も極端に薄手でスカーフのように軽く巻けるのがイイところです。(通常の8.5㎝仕様は本気で働いている人向けのような気がするのです……)何よりも黒ベースというのがお気に入り。黒のジャケットにカーキのパンツのときなどに用いています。

 

Photo②

こちらもアメリカ風のレップタイ(タグに「Reppe」の文字あり)。黒ベースが今風だと勝手に決めつけています。剣先はやや細めの7㎝。剣先のエッジにステッチが入るのもビンテージらしい仕様です。「Bonder Brink & Baron」のタグ付き。恐らく当時シンシナティにてブイブイ言わせてた()メンズショップの作です。

Photo③

ゴールドとバーガンディの同ピッチストライプがなんともキュート。ちょっとDrew&Co.を思わせる配色がポイントです。こちらもいわゆるアメリカンなレップタイで、5060年代製らしく剣先エッジにステッチ入り。そして僕のお気に入りである極薄芯仕様。昨今の芯無しジャケットによく似合います。「Brennan’s」というタグ付き。この時代のメンズショップは、Bで始まるモノが多いのでしょうか?(ブルックスの影響?)

Photo④

最後にまさかのグッチ。らしくねーなと思う人もいるカモですが、ライターの節操なんて所詮こんなモンです。ただしコチラはシルクリネン製で生地のボコつきやネップが味わい深いもの。ベージュに細ブルーの軽妙なストライプで非常に春夏な雰囲気。茶系のスーツにベージュシャツなどと合わせてリゾート風に着こなしたいと思っていますが如何でしょう。

(※次回は久々にスウェットをピックアップする予定)

 

 

 

 


もっとエゴのあるファッションを

ライターズ・スタイル(序)

 ライター仕事をメインにファッションシーンに関わってはや20余年。カメラマンやスタイリストと同じように、雑誌やカタログ等を作るうえで重要なスタッフだという自負はある。が、どうもナンだか存在感に欠けるような気がするんです。それはひょっとしたらライターの主要な武器が言葉(日本語)だからかもしれません。確かに言葉は中学生くらいにでもなれば、ソレなりに操れるもの。SNSなどの通信文化が発達した現在では、一般の方でもプロ顔負けの文章をものす場合があったりするようです。じゃあファッションライターはアマ同然の存在か? いやいや、さにあらず。絶対! などと半日机の前でツラツラ考えてひらめいたのが「ライターズスタイル」なるコンテンツ。どういうモノかと申し上げますと、ライターのスタイルこそが次世代に残すべきスタンダードである!という大ソレた信念のもと編み上げるエッセー集のようなweb連載。

いわく

・ファッションライターゆえに知りえる先端情報がある。

・著名スタイリストのコーディネイト・メソッドを間近で見ている。

・敏腕編集者たちの嗅覚及びエディトリアル理論の薫陶を受けてきた。

・そして服の作り手たちが持つ“思い・願い”も受け止めている(つもり)。

・ただしライターは、生来地味めなマインド&ルックス(泣)ゆえに、突拍子もない格好や考え方とは無縁。

・またライターはギャランティもささやか(号泣)ゆえに、ショッピングも実に堅実&現実的。

・つまり、ファッション・ビギナーやフツーの人でもその考え方や装い方に共感を持ちやすいし、実践だってしやすい。

・しかも「○○だから○○となる」という簡潔で明瞭な説明ができる。(まぁソレが一番の取り柄だし)

 加えて大事なのがハートの問題。服装というのは確かに見た目の問題ですが、そこに意志がなければ単なるコスプレというか服の寄せ集めにすぎません。どういった意志を持ち、どういう考えゆえにソレを選んで使い続けているのか? が何より大事なのです。メディアや雑誌はどうしても不特定多数に向けて情報を発信しなければならない宿命から、そのハートの部分をあまり強く押しだせません。込めようとしても最大公約数的なモノにしかなりえないのです。逆にこのライターズスタイルでは、「僕」という個人の考えやテイストを軸にモノや着こなしの紹介をしていくのが大きなテーマ。自分のエゴとどこまで向きあえるのか? エゴはどこまでエンターテインメントたりえるか? メンズファッションの可能性はそこに大きく関連していると考え、ちょっとずつコツコツと発信していこうと考えています。請うご期待!(次回は再注目されつつあるストライプタイの話を予定)


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今回、バイクをお借りしたのはここ
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一緒に走った西村店長のいるお店はこちらです
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今回、バイクをお借りしたのはここ
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熊本で一番おしゃれなお店です
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