スーツが正しく着れているかのチェックポイント
先日「Vゾーンに覗くシャツにシワがよってると、スーツ姿が美しくない」と書きました。ほかにもスーツがカッコよく見えるポイントをいくつか箇条書きで挙げたいと思います。
1 ラペルの折り返しがふんわりしている。
下襟の返り部分がアイロンでプレスしたようにつぶれていると、安っぽく見えてしまいます。ラペルを平らにしてアイロンかスチームで折り返しを伸ばしてあげましょう。テカらないようにご注意を。クロゼットにぎちぎちにスーツを詰め込んでいると、ラペルの折り返しは潰れてしまうので、こちらもご注意を。
2 月じわがない
後首のすぐ下に月形のシワが入っていると、後ろ姿がしゃきっとせず、見え方も残念です。月じわにはフケや誇りも溜まりやすいので、スーツを購入するときに入念にチェックして、お直しでとってもらうようにしましょう。
3 サイドベンツが跳ねていない
姿見で横から見て、サイドベンツが開いているのはジャケットが体に合っていない証拠。いつの間にか開いてきたのは、メタボ化してきた証拠です。サイドベンツは裾角がハネてきたり、開きがよれて内側が覗くようになってきたら、お直しするか買い替えを。
4 パンツの膝が出ていない
スーツに限りませんね。パンツは膝が出たらアウトです。直しようがないので買い替えどきです。
5 生地がへたっていない
生地には自然な膨らみがあること。そのためには、生地にブラシを掛けることが必須です。部分的にこすれてテカっているのは論外です。