カラパンからガラパンへ。

確か去年ぐらいまでは、カラーパンツだった気がします。

今年の秋は、どこの店も柄モノのパンツが多いような。タータンチェック、ウィンドーペーンはもとより、花柄、小紋、ペイズリーから、わけのわからん幾何学模様まで。一歩間違うと激ダサいんだけど、さらっと1点使いだと、とっても今年っぽい。このさじ加減が難しい。

色柄が目立ち過ぎないものがいいと思うんですよね。たとえば昔のブルックスブラザーズにあったような、小さめの小紋柄とか、チェック柄なんだけど地色と格子の色がトーンオントーンだとか、プリント柄なんだけどオーバーダイまたは製品染めされていて全体にダークトーンになってるとか。こういうパンツなら、紺の無地のジャケットとか、基本無地柄のトップスにあわせれば、うまくいくような気がします。いや、気がしますじゃなくって、絶対うまくいく。会社に履いていけないかもしれないけど、お洒落サラリーマンなら許せる会社もあるでしょうし、なにより休日に履いてると、「お父さん、お洒落かも」という。

買おうかどうしようか、ぎりぎりまで悩んで結局辞めたのは、「流行ってるから」という、とても天邪鬼的な理由でした。「流行りものを着ていることほど、ダサいことはない」という、商業誌のライターとしては失格な考え方が、最近自分のなかでトレンドなので。でもそろそろリブパンほしいな。


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