なんとスキッパーポロがありました。 パイル地(最近はテリークロスっていうの?)で、色出しがまた渋い。 襟が袋襟で、なんか可愛い。 でも、お値段が可愛くない(たしか4万円ぐらい?)。 布帛のシャツとかショーツとかも時間の問題かな? ... 続きを読む
月別アーカイブ: 2014年12月
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ゴホゴホゴホゴホ ひどい風邪をひいてしまいました。 今日は更新なし。 後日、記事と差し替えます。 ごめんなさい ゴホゴホ ... 続きを読む
伊勢丹で若きテーラーにフルオーダーを依頼する(予定)
テーラーという職業を志す若者が増えますように 何年か前、伊勢丹メンズ館で当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったボリオリのピエルイジ・ボリオリを取材したことがありました。ピエルイジはいま、ザ... 続きを読む
味出しがいのあるレザー
革製品は長く使い込んで、ようやく完成品になります 革モノは味出し=経年変化がマストなアイテムで、使い込んで傷ついて汚れてテカっていくことでカッコよくなる、という。個人的には古着の「味出し」感があまり好きじゃないので、レザーも味の出たものより、いつまでも新品でピカピカのものが好きです。なので財布もホワイトハウス・コックスよりルイヴィトン派です。いま実際使ってるのはボッテガ・ヴェネタですが、あのイントレチャートのラウンドジップ、使いやすいけどボロくなってくるし、修理できないとか言われたので、どこか壊れるまで使ったら、LVに戻ります。 話が横道に逸れましたが、革モノの話。SLG(Small... 続きを読む
フツーの友二郎さんと、良い友二郎さんの違い。
まだノーザンプトンですか? 三陽山長は日本の良質な靴専門ブランドです。バーバリーを手放すことが決まったばかりの国内メガアパレル、三陽商会が手がけている1ブランドなのですが、クオリティはノーザンプトンのシューメーカーに比肩するどころか、下手すりゃ遥かにハイクオリティです。だって真面目で手先が器用な日本人の職人が作ってるんですから。刺青の屈強なおっさんがグラインダーをギャンギャン回しながらコバを削り、昼食を知らせるチャイムが鳴ると、やりかけの仕事を投げ出して食堂に駆け込むおばちゃんたちが磨き上げる海外のシューメーカーの靴に比べたら、美術品を作るかのように丁寧に作りこまれています。 売れ筋ナンバー1は、こちらの友二郎、71,280円です。グッドイヤーウェルトの内羽根ストレートチップで、ドレッシーな顔つきなので、ビジネスからフォーマルまで使えます。全然高くないですよ。このクオリティなら。 なんで右足が二足あるのかというと、左が通常ラインの友二郎、右が今春登場するハイグレード友二郎なんです。お値段も倍ぐらい違います。 光り方が違うのがわかりますでしょうか。革のグレードが違うのはもちろん、よく見ると右のほうはコバの張り出しがかなり押さえられています。ここまでアッパーをぎりぎりに吊り込むのはすごい難しいんですよ。人間が手作業でやらないと難しくて、機械まかせではできない技術です。 後ろ姿。ちょっとボケてますね。右はピッチドヒールといって、ヒール(踵)が下に向かってテーパードしています。これ既成靴ではあまり見られない仕様で、高級なオーダー靴のときに職人が気遣って仕上げてくるデザインなのです。左はヒールに縫い合わせのステッチがありますけど、右はないのがわかりますでしょうか。これも技術的には、以下省略。 革の艶が違うのと同時に、トゥのステッチが違うのわかりますでしょうか。左のほうが細かいでしょ。これが日本人職人の最高の技術力です。海外で、ここまでのクオリティを望んだら、値段は50万円以上は覚悟してもらいます。それが半額以下!って三陽山長、安い! ブランドが設立当初、関信義さんというカリスマ的な職人が三陽山長の屋台骨を支えていましたが、関さんは既に引退され後進が後を継いでいます。三陽商会傘下に入るまで、それほど時間はなかったのですが、誕生時かなり話題になりました。すげー靴が日本で誕生したぞ、と。創業時のプロデューサーである長島正樹さんは今、トレーディングポストを立ちあげられましたが、三陽山長の展示会場には毎シーズンいらっしゃっていますので、創業時の精神は継いでいるのでしょう。 友二郎、一足欲しいんですが、黒のストレートチップは気に入ってるサントーニが一足あるし。同じ型を2足持たないのがポリシーなので、どうしよっかなー、ともう何年も悩んでいます。そして、黒のストレートチップを履く機会が、異常に少ないのですよ私。 メンズファッション... 続きを読む