ミシンは男の必需品
先日、某ファミリーセールでパンツを5本大人買いしてしまいました。定価なら15万オーバーですが、そこはファミリーセール。70%OFFに加えて、さらにお友達割引もあって5本で2万円ちょい。わー、一本の定価より安いかも。
で、当然のことながらどれも裾が未処理。こんな感じ。お店に持っていけば有償でお直ししていただけますが、5本で2万、一本約4000円のパンツに3000円払ってお直しするのって、どうなの? しかも何本かは裾丈だけでなく、膝下から細く詰めたいんですよね。仕方ないので自分でやることにしました。
こちらグレーの5ポケットパンツ。スキニーなので細いですがコレ、ジャージー素材なんです。だから裏を見ると、はいこの通り。
はいてみるとこんな感じです。裾を詰めるのでまくり上げると、こんなに余ってます。足が短いのがバレますね。
適当に裾を折り曲げたら、実際に合わせる靴を履いてみます。実際は革靴で履くことないかなー。このあと、床に傷がつくと奥さんに怒られました。
裾丈が決まったので、位置を忘れないようにまち針を打ってから、裏返したのがコチラ。
わかりやすく線を引いてみました。上から順に
- 破線:表地からステッチが見えるところ
- ピンク(チャコペン)の線:裾の端(折り返し部分)
- 破線:裏側のステッチが入るところ
- ピンクの線:内側の巻き込み位置
- 実線:裾をカットするところ
これは「タタキ」と呼ばれる、一番カンタンな裾上げの仕方です。裾をカットしたら、裁断部が中に入るように2回折りたたんで縫い上げる方法です。ハサミでざっくり裾を切り落としたのがコチラ。
まち針で留めてますがこれをアイロンでギューッと押さえたほうが、ミシンを掛けやすいので、面倒くさがらずにクロゼットからアイロンを出してきましょう。まち針でアイロン台に直接止めちゃって、まち針も一緒にアイロンかけちゃうと折りたたんだ部分がズレにくいですよ。
それではミシンで縫っていきましょう。縫う位置は先ほどの破線の部分ですが、当然のことながら内側に折りたたんじゃってるので線が見えませんよね。でも、だいたいこのへんです。
最初に折りたたんだ位置から3〜4ミリ程下です。ホントはぎりぎりコバで縫いたいんですが、ミシンの腕と相談してください。サイドシームの割縫いや巻き縫い部分は生地が厚いので、一気にかけると針が折れますよ。ミシンを手で回して縫ったほうが安全です。縫ってるうちに生地がずれてしまわないよう、まち針で何箇所か固定しながら縫うのが一般的かもしれませんね。
僕はサイドシームの位置がズレないように、こうやって指で押さえて縫っていきます。
はいてみると、こう。なんかむちむちしてますね。ジャージーのスキニーパンツって、初めてはいたんですが、どうやって着るかはこれから考えなくては。コーディネートできたらUPします。
次回、裾ダブル編。お楽しみにー。
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