来シーズン展示会の密かなお楽しみ。

モノよりその気持ちが、ね

冬の声がちらほら聞こえだして、秋が終わる今の時期、メーカーやインポーター、セレクトショップが来シーズンの取扱商品をお披露目する展示会が開かれます。先日、マッキントッシュの来シーズンの新作をご紹介しましたけれど、海外ブランドの輸入商社が来シーズンの新作を取り揃えてメディアに紹介したり、卸売先の注文を取り付けるのも今の時期です。

内容は6月に開かれたピッティ・イマジネ・ウォモや、パリやミラノのコレクションをもう一度、国内バイヤー、メディア向けに焼き直したもの。一度目にしたものを、再度細かく確認することで、来シーズンの傾向と対策を見直すわけです。6月の時点でメーカーに依頼しておいた別注品などのサンプルを確認する機会にもなります。

この展示会で評判がよければ増産したり、評判がいまいちの場合、商品化を諦めることもあります。そういう意味では、見せる方も見る方も真剣勝負なのですが、単純に服好きが集まってる業界内では、新作をいち早くチェックできたり、場合によっては自分用に1枚予約できたり、と楽しい場でもあります。

もうひとつ展示会のお楽しみは「お土産」。会場を訪れたメディアやバイヤーの方々に、お土産が配られることがあるんです。それは、ちょっとしたお菓子だったり、ブランドの非売品小物だったり様々。なかには「こんなんもらっても…」と困るようなものだったりすることもありますが。

最近もらってうれしかったのは、ヘンリーコットンズの展示会でいただいたマフラー。大判で60×180ぐらいの、タータンチェック柄のニットマフラーでした。すでに愛用しています。お土産が良いと、ブランドへの好感もわくものです。ステマと言われようとも、次回はヘンリーコットンズの宣伝をしておこうかな。


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