8月2日 はパンツの日なんだとか。
パンツといってもアンダーウェアのほうですが。
SNSで知ったのですが、8月2日はパンツの日だそうで「“ン”はどこいった?」というコメントにおもわず「いいね」を押してきたわけですが、8月3日は、以前から楽しみににしていたTV番組がある日です。
※番組サイトにとびます。
PANJAの頃から読んでましたが、その後SPA!に移ったと聞き、読みやめていたSPA!も孤独のグルメが掲載される号は買い続け、そして待望のテレビシリーズはシーズン1から見続け、ビデオに撮りため。地元の店やら、学生時代にかよった店やら、懐かしい店の懐かしい味がテレビで疑似体験できてしまう喜びと、「夜中にお腹すくじゃんか!」という戦いが心地よくて大好きな番組です。今夜10時からの宮城編は、過去最長で11時8分までの放送時間だそうで、こりゃ見逃せませんな。
番組のサイトを見ていて見つけたのがこの写真です。
※番組サイトにとびます。
五郎さんの大ファンですが、これにはやっぱり一言申して置かなければならないか、と。ええ、スーツのシルエットとパンツの長さです。
日本人のスーツの典型かなと思うんです。なにも欧米人の真似をしろとはいわないのですが、スーツってもっとかっこ良く着られるものだということは声を大にしていいたいのです。
スーツのNGが盛りだくさんでした。
1 ジャケットの袖からシャツ袖が覗いていない
スーツの中は半袖シャツかな?と思ったら、ちらりと見えてますねシャツ袖が。シャツの袖が短いのか、はたまたジャケットの袖が長いのか。その両方なのでしょう。ジャケットの袖口は、みなさんが思っているよりずっと短いのが正解です。いまの五郎さんは手首あたりで袖丈を合わせていますが、ただしくはもう1cm短く、手首の骨のぐりぐりに合わせます。シャツの袖丈は手首位置で。こうすればシャツ袖が1~1.5cmのぞきます。
2 ネクタイの剣先がベルトにかかっていない。
ネクタイをむすぶなら、大剣先がベルトに1cmほど掛かるのが正しい長さです。これはもう何度も結び直して適正を体で覚えるしかありません。小剣をわざと長くして、外して見せる場合も、剣先がベルトにふれるぐらいの長さがバランス良いと思います。
3 パンツの裾が長い。
パンツのシルエットは、この手のスーツとしては標準なのだと思います。俳優の松重豊さんは身長188cmの長身なので、股下も相当長いはず、それなのにこのシルエットはあまりに残念です。なんとも緩慢なシルエットの理由はひとつにその丈の長さにあります。
ワンクッションとかツークッションとかいって、「裾が靴の甲に乗ってスネあたりでパンツがクラッシュするのが正しい丈」とされたのは昔の話で、いまは「ノークッションのジャスト丈」が正解です。その際、パンツの裾幅は20cmあっては太すぎます。身長にあわせて18.5~16.5cmの間で調整すべきで、松重さんほどの身長ならば18.5cmぐらいでもよいのではないでしょうか。もちろん膝から下をテーパードさせなければなりませんが。
もちろんスタイリストさんの不備ではなくて、衣装も演出の一部ですので、井之頭五郎さんの、ちょっと便りない感じの雑貨輸入商を、このぐらいのスーツ姿で表現しているのだと思います。でも、これが「スーツの正解」ではないことは、ご理解いただきたいと思うんです。そう思いながら、今夜10時の『孤独のグルメ』を楽しみたいと思います。
(番宣みたいですが、関係者ではありません)
井之頭五郎は雇われサラリーマンではなく個人事業主なのでこれで良いのだ
五郎のキャラに合わせたスタイリングとしては完璧だし、逆にバチバチに決まってる井之頭五郎は解釈違い
つまり、この記事は”無粋の極み”