子供の頃から男は青色、女は赤色ってのはなぜなんでしょう?
うちの3歳の娘には赤系の色物をいっさい与えなかったのですが、モノ心ついてきてからはおもちゃもおかしも服もピンクを欲しがるのはDNAのせいだとしか思えないのですが。
来春、メンズのトレンドカラーはネイビーです。濃淡で組み合わせるグラデーションが、多くのブランドやショップで提案されています。ネイビーなんて定番色なので、いまさら言われなくても、という感じですが、昨春は赤、黄色、緑など、いろんな色柄を取り入れていたので、来春はちょっと落ち着いた感じですね。ウールでもオックスフォードでも、デニムでも、リネンでも、なんでもかんでもネイビーを着ておけば間違いないかんじです。
ネイビーという色には、男気、誠実、高貴、行動、優雅、余裕、貫禄など、さまざまな要素があるようです。元ブリオーニCEO、現カルーゾ社CEOのウンベルト・アンジェローニ氏は、ネイビーという色だけで一冊本を書いています。海外ではビジネスカラーの定番色として、日本人は「ねずみ色」ともいわれた昭和の産物チャコールグレーのビジネスマンや近年モードからやってきた黒(の織柄入り)スーツの若いサラリーマンが多いですが、グローバルなビジネスカラーとしてネイビーを薦めています。そういえば、政治家もネイビースーツが多いですよね。黒とか逆に少ないような。
手持ちのネイビースーツ、ネイビーニット、ブルーシャンブレーのシャツ、デニムなど、ひっぱりだしてくればなんとかなります。でもマリンな気分を添えると、なんだか違うような気がするので、セント・ジェームズのボーダーシャツはやめておいたほうがよいかもしれません。
「流行りものは着ない」宣言しといて、流行りモノ情報を書くというなんとも屈折した商売だなー。