デニスというと…
個人的にはデニス・ホッパーよりも植野行雄さんなんですが(今年、ベイクルーズのファミリーセールで、場内MCやってるのに遭遇したのは、テンション上がりました)、お洒落業界のデニスといえばデニス・フリゾンです。
ミラノの名店Eral55のショップスタッフで、サルトリア・ラザリンなどの店のオリジナルブランドのディレクターをやっていたのですが、最近Eral55をやめたのかな? ファッションスナップの常連なので、雑誌やWEBでも有名人です。日本でも、Eral55と関係が深かったストラスブルゴのオリジナルレーベル、ジャーニーマンや&ワークスのディレクションに先シーズンの立ち上げから参加しています。
雑誌の撮影で会った時、第一印象は「小っさ!」。身長は160㎝ちょっとぐらいでしょうか、背も低いし足も長くないし、顔も老けてるけど当時(3年ぐらい前かな?)20代でした(!)。イタリア人なのに、アメカジ好きで古着のミリタリー服とか大好きなんだそう。バイクもハーレーが好きらしく「俺ハーレー乗ってるよ」って言ったら「あ、そう」と流されました、もしかして好きなだけで免許持ってないんじゃないの? とか思ったんですが、WEBだとハーレーと一緒に写ってる写真もありますね。乗ってないけど(足使いないんじゃね)。
でもねー、お洒落ですわ。さすがお洒落スナップ常連です。自分に似合う服をよく知ってるし着方が上手です。モードじゃなくて普通の服で、ちょっとだけ古着っぽくて埃っぽい服が似合う顔だし体型なんでしょう。日本人でもいるじゃないですか、背も低いしイケメンじゃないのにお洒落な人、キャラクターで着こなせちゃう人。石田純一さんじゃなくて、堺正章さん的な(おふたりともスタイリストさんは同じ人です)、ピースの綾部さんじゃなくて、又吉さんみたいな。お洒落は顔や体型じゃないってこと、がよくわかるイタリア人のひとりです。
話が長くなりましたが、以前からブランドのディレクションをやっていた彼がついに自身のシグニチャーをスタートしました。新作を見てきたのですが、前置きが長くなっちゃったので、明日ご紹介します。すいません。