ピッティとクラシコイタリア協会

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「クラシコ」って「古い」じゃなくて「最高級」ですからね

ピッティを語るうえで、外せないのがクラシコイタリア協会の存在です。

1986年に設立されたクラシコイタリア協会は、90年代の最盛期には20社近くものブランドが参加していました。現在のクラシコイタリア協会に参加するのは13社。ブリオーニ、クルチアーニ、イザイア、ブルネロ・クチネリ、ルイジ・ボレッリ、キートンなど、かつて所属し、現在は脱会してしまったブランドもあります。以前、クルチアーニの社長に、なぜクラシコイタリア協会を脱会したのかと聞いたところ「協会にはいろいろな縛りがあって、自由なクリエーションができないからね」と答えられました。その縛りが具体的にどういうことなのかよくわかりませんが、資材の仕入れ、生産品の何%は海外に卸さなくてはならないなど生産に関する規定や、協会運営費など、いろいろ問題は探ればでてきそうです。既得権益団体なんて、そんなものですよね。でもクラシコイタリア協会会長であるヘルノ社のクラウディオ氏と話をすると、気さくで陽気でお洒落大好きで、そんな面倒な規則にうるさい人には見えないんですが。

ピッティ・ウオモは、フィレンツェ駅の目の前にあり、国際展示会場として使われている昔の軍事要塞施設「フォルテッツァ・ダ・バッソ」で開かれています。クラシコイタリア協会は、場内のメイン会場であるビルの最上階フロア(といっても2階ですが)に専用の領域を設けていて、いまもその場所は健在です。1階、地下フロアはともに広大ですが、この2階は自然光が入るとても明るい場所。間違いなくビルの一番いい場所をクラシコイタリア協会が使わせてもらっています。

それなのに最近のピッティはメイン会場最上階よりも下位フロアにブースを構える元協会員のクチネリやクルチアーニ、イザイアが広いブースを設営して人を集めたり、場内の他の建物には若くて活きのいい新進ブランドが出店したりと見るべき場所が分散しています。ジャーナリストもバイヤーもクラシコ・イタリアブースは、とりあえず覗きに行きますが、それほどの活気は呈していません。新たな取引先が増えるわけでもなく、増やすつもりもないのかもしれませんが、殿様商売といったところなのでしょうか。
 

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