月別アーカイブ: 2016年8月

ラコステのポロシャツって、なんで人気なの?

ゼロヨンテレビ ワニのマークで有名なラコステのポロシャツは、フランスのテニスプレーヤー、ルネ・ラコステが1927年に、友人であったニットメーカーの社長と共同開発したテニスウェアです。ニットメーカーの工場で生産していた「鹿の子編み」の素材を使ったんですね。いまではポロシャツといえば鹿の子素材が一般的ですが、その元祖はラコステだったんです。でも、ラコステのポロシャツが支持されるのはオリジンだから、だけが理由でしょうか?               メンズファッション... 続きを読む


今秋のファッショントレンドを凝縮したガブリエレ・パジーニ

夏真っ盛りですが、そろそろ秋物チェックの時期です 夏真っ盛りにも関わらず、そろそろ秋物が店頭に並んできました。このあたりがファッションのおかしなところで、リアルな季節よりも早い段階に服が出そろうという。まだ半袖のTシャツとか買いたいのに、店にない! いや、あるところにはあるんですが、トレンドセッター的な店にないんですね。お洒落に敏感な店にないから、どうしてもフォロワー的な店で、やむをえず買う。そうなりたくなかったら、早め早めに買っときなさいよ、というのが日本のアパレル業界の常なんです。 なにせ今秋の最新作が、最初にお披露目されたのは、半年以上前の今年の冬のこと。各メーカーが極寒の頃に、つぎの秋冬の新作を発表します。そこで各ショップがオーダーを入れて、メーカーが製造を開始。ようやく出来上がった商品が入荷してくるのが今時分というわけです。 さて、そんなわけで、今年の1月に見てきた世界最大級の紳士服展示会ピッティ・イマジネ・ウォモの様子を、そろそろ紹介していこうかと。半年以上も前にみてきたことなので、思い出しつつですが。。。 とにかくすごく良かったガブリエレ・パジーニ ここのところ数シーズン、秋冬は「あたたかそうな素材使い」というのがキーワードになってるような気がするんですね。「ウォーム感」って呼ぶことがあるんですが、ウォーム=WARM(あったかい)ってことかと。ふわふわで肉厚で表面に織り糸が浮いている。ちょっと昔っぽいのも特徴的で、ツイードとかフランネルとか、古いイギリス生地にあるような色目も特徴的ですね。 ... 続きを読む


「ブルックスブラザーズのポロカラーシャツ」

ゼロヨンテレビ なぜか誰にでも似合ってしまうボタンダウン(ポロカラー)シャツ。「1896年に〜云々」という歴史的なウンチクは横に置いといて、なぜか気になるこのアイテムの魅力について、アメトラ好きなウチの相方と話してみました。               メンズファッション... 続きを読む


オリンピック開会式の金メダルスーツ

一番カッコよかった小さな国の選手団 リオ五輪の開会式は壮観でした。各国入場直前、少年が植物の苗を見つけて、入場選手が種を植えながら行進していくところ、ちょっと感動的でしたね。 で、やはり気になるのは各国の公式スーツ。民族衣装やスポーツメーカーのジャージー姿の選手団もいましたが、ばっちりスーツでキメてきた国もありました。   事前に話題となっていたのは、アメリカのポロラルフローレンやカナダのディー・スクエア、フランスのラコステ、イタリアのEA7のジャージーあたりは、まぁなるほどねって感じ。 ロンドンのときも思ったんですが、日本の赤いジャケット、あれなんとかならなかったんでしょうか。漫才師じゃないんだし。世界的なスポーツの祭典の場にあのセンス。しかも民族衣装でもなんでもなく、日の丸の赤を拾ったわけでしょ。 日本の公式スーツ「あれはナシでしょ!」って人↓どっちかひとつポチっとな あれはないわセンスなさすぎ昭和かよ ... 続きを読む