月別アーカイブ: 2014年12月

靴のサイズが小さい人は、今すぐパンツの裾を細幅に!

細いパンツの時代ですから

裾幅17㎝とか16㎝とかもふつーになっていますよね。これって単に流行だからいずれまた裾幅20㎝ぐらいに戻るのかな、と思っている人に残念なニュースです。靴のサイズが小さい人ほど、裾幅が細いパンツをはいたほうがいいことがわかりました。

裾幅20㎝ぐらいのパンツに25㎝前後の靴を履いていると、どうしても靴とパンツの横幅の組み合わせがバランス悪く見えてしまいます。昔の太パンツの人みたいにみえちゃうんですね。これはどうにも「今風ではない」というわけです。なんかほら山高帽にステッキとか持ってそうだし。

足のサイズが25㎝以下の人は、流行り廃りに関係なく問答無用に細幅パンツを履いたほうがいいそうです。足元がきちんとL字になって安定感が出るんです。足が小さいだけでなく、痩せている人、足が短い、背が低い人も、細幅パンツがバランス良好です。

さらに細幅パンツにダブル4㎝ならモダンな印象ですが、逆に5㎝ダブルも足元にボリュームが出せるので、足の小さい人に向いているようです。一般的にダブルは4㎝幅といわれていますが、これは20㎝裾幅のパンツにおける黄金比ですから、20㎝を下回る裾幅のパンツにはダブル巾も変更して、自分なりのベストバランスを見つけたほうがいいんですね。ちなみにダブルが細幅になればなるほど、モダンでシャープな印象に。太幅になるほどカジュアルな印象になります。

そういう自分はぎりぎり25.5㎝。両方を楽しめるというより、どっちも中途半端で悩みどころです。


メンテナンスの基本はブラッシング

洋服用のブラシもってますか?

年末年始の休暇は空気が乾燥してるので、スーツの生地や芯の湿気を飛ばせるうえに、スーツを休ませたりメンテナンスするのに最適な時期です。ぜひ大掃除の際は、クロゼットの中身全部陰干ししましょう。

クリーニングに出すのなら、ドライよりウォータークリーニングを。ドライは繊維の風合いが変わってしまう場合がありますので、専門店で「水洗いで」と指定しましょう。近所に水洗いしてくれるクリーニング店がなくても、ネットで検索すると収集も郵送などで対応してくれるとこ、いっぱいあります。

僕はよほどのことがないとクリーニングにだしません。食べこぼしの跡がついたとか、タバコとか汗の臭いとかが気になったときだけですね。良質な素材と仕立てであれば、1日着たら1日休ませてブラッシング程度で、くたびれた服もきちんと回復するので、5年ぐらい着ても見劣りしないですから。

このブラッシングがスーツにはとても大切です。生地目に細かいホコリが入り込むのでブラッシングは必須です。織り目の方向にブラシをかけると、シワや生地のヨレも回復しますよ。

高いブラシである必要はありません。スーツが10万しないのに、2万のブラシとかいらないでしょ。1000円程度でも十分です。


お洒落と復興支援

頑張れ東北

 

知りませんでした。ドーメルがこんな生地を出していたこと。エディフィスではドーメルの「KIBOU311」を使ったスーツが、今春もリリースされています。

2012年は、ドーメルにとって創業170年、日本上陸100周年の記念イヤーでした。この年、ドーメルを代表する春夏生地の「トロピカルアマデウス」と秋冬生地の「アマデウス」に「KIBOU311」というネームのバンチが作られました。この「KIBOU311」というのは、2011年3月11日におきた東日本大震災で被害を被った宮城県南三陸町に復興支援するLOOM NIPPONの活動です。ドーメル生地を買うことで売上の一部が寄付され、3000本の桜の木を植えるプロジェクトや、地場産業復興を支援するこの活動に参加できるというものです

オンワード樫山やワールド、三陽商会、サンモトヤマなど日本の企業も参加していますが、外資のファッション企業でこれに参加しているのはドーメルのみ。もちろん他の方法、事業者を通じて復興支援を続ける海外企業はほかにもありますが、ファッションを通じて復興支援活動ができることを模索するひとつのアクティビティとしているドーメルには頭がさがるとともに、あまりに不勉強だった自分を恥ずかしく思いました。

意味があったんだか無かったんだかよくわからない選挙は終わりましたが、この間に復興支援を声高に叫んだ政治家は何人いたでしょう。震災から3年半が過ぎ、そろそろ記憶も薄れ始めています。悲しい記憶は早々に消え去ってほしいものですが、まだまだ復興の手は十分ではありません。多くの支援、たくさんの人の手と愛が必要なはずです。被災地の冬は、まだまだ厳しい現実のままです。


0か1か2か。

パンツのタック(プリーツ)の話です。

ここ数年、ノータックのフロントすっきりパンツが主流でした。スーツの組下もノータックパンツですしね。でも、もっと前は1タック2タックがアタリマエでした。80年代の学生ズボンのような、タックが入ったパンツが普通で、ノータックはかなり細身のリーバイスのスタープレストとか、サーファーがはくようなものしかなかったような気がします。デニムもタック入ってたし(マリテ・フランソワ・ジルボーとかね)。

最近、タック入りのパンツが増えています。新興のイタリアパンツ専業ブランドを中心に、ノータックの美脚パンツで売ったインコテックスも、細身テーパードで売ったPT01も、タック入りのテーパードシルエットをリリースしています。

タックが入ることで、本来はヒップ周りがユルくなり可動域が増えるのですが、最近のタック入りパンツは決してユルいほうではないようです。むしろ、ストレッチ混だったりするので、なんでタック入れてんの?というシルエットも。こちらデザインに寄せたタックなのだと思います。フロントすっきりに飽きてきたから、タックでも入れてみるかな、という。あくまでデザインの一部であって、可動域とかシルエットがキャロット型とかいうわけではないようです。

もちろんキャロットなタック入りパンツもありますが、こちらは主流になることなくモードなパンツとしてお愉しみください。


バリスティックナイロンじゃないTUMI

シップスの創業40周年アニバーサリーモデルです

これレザーのTUMI。縁取りはいつものバリスティックナイロンですが、味出しが期待できそうな革ですな。

2015年は、4大セレクトショップの最老舗であり草分け的存在であるシップスのアニバーサリーイヤー。ほかにも、面白そうなものが目白押しです。そのへんは追ってまた。