三陽山長のオリジナルソールが(ある意味)すごい

三陽山長ロゴがラバーソールのグリップになっちょる。 靴底なんて見えないとこなのに、こんなとこまでこだわるなんて。 だからこのブランドすごい好き。 いっとき、スーツやってたの、知らない人多いと思う。 すごいこだわりスーツだったのに、全然知られることなく。 やっぱ国産既製靴の最高峰ブランドだわ。 amzn_assoc_ad_type... 続きを読む


ブログ再開のお知らせ

しばらく放置してたんですが、やっぱり再開しようかと。 でもって、内輪だけじゃなく、ウェブマガジンみたいにしたくて ファッション業界内外の友人とかゲストとかをお招きして 服の話も、服じゃない話も集まる場所にしたいと思います。 というわけでネタをひとつ。 これ、可愛いい♡ ... 続きを読む


2017AW展示会メモ2(シーラップ、グランサッソ、チャップマンetc,)

ライターズ・スタイル6  2017年秋冬期・展示会メモの第二弾。今回は奥青山にあるSDIさんにお伺いしてきました。こちらは本っ当にホスピタリティが素晴らしく、居心地の良さすら感じてしまう、色々な意味で実力派の商社さんです。(一般的に“展示会”は、バイヤーさんがそのシーズンに買い付けをする場所であって、一銭も落とさないエディター・ライターなどは、いわゆる外野的な存在なのです)。今回もいつものようにご丁寧にアテンドしていただき、数多くの興味深い新作を間近にチェックすることができました。なかでも僕のハートに刺さったアイテムを、順繰りにご紹介していきたいと思います。  いきなりのトップ1がこちら! ナイロン製のモダントレンチなどで有名な伊国シーラップの新作コート。  ネイビーの縮絨による一着は、誰もがお馴染みのピーコート型。ただし写真の一着は某セレクトショップの別注モデルとのことで、様々なエッジが込められているのです。確かに服好きのツボをくすぐる仕上がりで、僕も一発で気に入ってしまいました。一番のポイントは、なんと言ってもちょっと長めの着丈にアリ。総じて来季の外套におけるトレンドは、チェスターにしろバルカラーにしろ膝丈、もしくは膝下までのロング丈。このピーコートに関しては、それよりショートなスリークオーター風ですが、従来のピーコートに較べたら断然ロング。ピーコートは僕も私物として米国海軍のいわゆる“実物”を10数年愛用しているのですが、いかんせんメルトン生地が本物過ぎて尻丈なのにややヘビー。もちろんソレを承知の上での購入でしたが、僕ももう47歳。常にスタミナ漲る体調というワケにはいきません。たまには軽めで済ませたい気分のときもあるのです。そこへいくとシーラップの新作は、モダンな一着らしく非常に軽快な仕上がり。しかもダンディな長めのレングスです。確かに言葉にすればそれだけの要素ですが、“普通っぽいのにどこか新鮮”というスペック作りは、熟練のセンスが無ければ成しえないもの。コレはきっとヒットするに違いないハズです。金ボタンも特別なこだわりがインプットされているらしく、ご担当氏いわく「かなりの力作です!」とのこと。うーん、コレは欲しい……。  そしてSDIさんといえば伊国ニットの名手、グランサッソを取り扱っていることでも有名。来季モノとして、個人的にモックネックのセーターに目が留まったのでした。  ご担当氏に伺ったところ「クルーネックはやや出尽くした感もあります。また、タートルネックも一定の人気をキープしていますが、言ってみればもう定番。その次なる発展系として、今回モックネックを打ち出そうと考えたのです」とのこと。なるほど。コットンの厚地天竺みたいなモックはたしかに去年もよく見掛けました。でも、ラグジュアリーなハイゲージ・モックはありそうでなかったモノ。コットン・モックはちょっとチープなところが若々しい魅力を感じさせるハズし系でした。しかし、やっぱり大人が着るならウール製かなと改めて納得したのでした。 さて、ZEROYON注目アイテムの第三弾がこちら。英国アウトドアバッグのトラッド、チャップマンの新作手提げ鞄。  いわゆるトートにカブセを持たせたようなデザインなのですが、ほど良くエレガントな顔付きが最高です。もちろんボディはチャップマン伝統の野趣あふれるキャンバス仕様。その素朴な素材使いと上品系デザインの取り合わせが実にイカしているのです。「へぇ〜、昨今は伝統的な英国ブランドも、ミックスセンスに長けてきているんだなぁ」などと思っていたら、ご担当氏がすかさず「こちらも某セレクトショップの完全別注モデルです」とのこと。なるほど良くできてるワケですね! ★どーですか、皆さん。素晴らしいラインナップだったと思いませんか。 ええ!?... 続きを読む