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三陽山長のオリジナルソールが(ある意味)すごい

三陽山長ロゴがラバーソールのグリップになっちょる。

靴底なんて見えないとこなのに、こんなとこまでこだわるなんて。

だからこのブランドすごい好き。

いっとき、スーツやってたの、知らない人多いと思う。

すごいこだわりスーツだったのに、全然知られることなく。

やっぱ国産既製靴の最高峰ブランドだわ。


ブログ再開のお知らせ

しばらく放置してたんですが、やっぱり再開しようかと。

でもって、内輪だけじゃなく、ウェブマガジンみたいにしたくて
ファッション業界内外の友人とかゲストとかをお招きして
服の話も、服じゃない話も集まる場所にしたいと思います。

というわけでネタをひとつ。
これ、可愛いい♡


革靴はスリッポンで楽~にいきましょう

ライターズ・スタイル5

 メンズシーンを席巻したカジュアルな雰囲気は、ナイロン系のスポーツ風ウェアまで巻き込んで一大トレンドとなりました。各ファッション誌のお陰もあって、ジャケパンなどがビジネススタイルの一角として、市民権を得たと実感を持つ人も少なくないはずです。しかし時代はネバーストップ。またまたドレスな雰囲気がこっそり忍び寄る気配を見せています。ファッション誌の編集者や業界人なども、以前はスウェットやイージーパンツなどにスニーカーといった出で立ちが多かったように思います。しかしココに来て革靴がチラホラとカムバック。とはいえ、ぐうたらライターの自分としては、いきなり内羽根レースアップという気分にはなれません。(ま、カビ落としのため履くこともありますが…)。そこで今回取り上げたいのが本格仕立てのスリッポン・シューズ。なんせスリッポンは脱ぎ履きが楽ちんだから、こんなイイことありません。(ヒモ式の場合、結ぶ姿勢のときにお腹のミートが、ね…)。楽ちんなのに革使いゆえのドレス顔だから、シンプルなスウェットシャツ&ジーンズの装いでも、それなりに大人チックに見えちゃうのです。自身のぐうたらスタイルを根底から支えるため、これまでにもいろいろなスリッポンの世話んなってきましたが、今回はその中でも生き残った偉大(?)な3足をご紹介したいと思います。

①ROYAL TWEED

 

ロイヤルツイード(チーニー製)のタッセルブローグ。アジ出まくりで恐縮ですが、英国的な気品が十分に感じられますね(ゴリ押し)。チーニーと言えば、先日読んだ「一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか?」(クロスメディア・パブリッシング)のなかで、著者である渡辺産業CEOが選んだベスト3足の一番目として、「黒の内羽根式フルブローグ」が上がっておりました。僕は現在ちょうど黒のソレを切らしており、「うわ、しまった!」と思った次第。やっぱりこのスリッポンじゃぁ似て非なるモノですよね、坂本さん。……でも履き心地抜群なんです。

②CROCKETT & JONES

クロケット&ジョーンズのペニーローファー。ある取材のときにロンドンのショップで買った、思い出深〜い一足。ウイスキーコードバンって不思議なモンで、同じ革材使いなのに見る角度によって各パーツの色味が異なって見えるんです。最初、帯飾りの所だけ僅かに濃い色の革を使っているのかと思いましたが、よーく見たら全部同じ革(当たり前ですかね)。

③CHURCH’S

チャーチのスリッポン。「ただのサービスシューズじゃねーの?」と思ったキミ!! まあ確かに僕もそう思います。れっきとしたドレス靴なのですが、どこかナードでフィフティーズな雰囲気が本当にユニーク。ソール裏には「Export Grade」の押形あり。ランチオックスハイド革の荒々しさも、ある意味今っぽいような。スーツ以外のあらゆる装いに使えるところも気に入っています。

で、それらを実際履いてみるとどうなるのか? ということで折角お越しいただいた()皆様のために玄関先にてサービスカット(足元)をスナップしてみました。

 ここでお伝えしたいのは、僕は腰がワルいこともあってCMが喧伝するようにクルブシ出してはいきません!ということ。だって冷えるんだもん! スリッポンはオックスフォード式に較べて履き口が広いので、靴下の露出が多めになるのはご存知の通り。つまり、はきやすさと同時に靴下のお洒落も楽しめてしまう。そんなことから僕はこの形の靴を愛用しているのです。アウターやインナーは歳相応に控えめをキープしつつ、足元にて個性をチラり演出…なんて、まるで雑誌の広告惹句のよう。しかし、靴下は服飾アイテムのなかでも特に廉価ゆえ、とっかえひっかえ繰り返しても財布はそれほど痛みません。また、アウターやパンツで目立とうとするのはリスキーですが、足元での僅かなお洒落なら、ジョークとして大概ユルしてもらえるハズ。もちろん超個人的な意見です。

以上ご閲覧、誠に有難うございました。

ここで最後に問題です。これらの靴はサイズずばりいくつでしょう? わかるかな?

(※次回は2017年AW展示会メモ、の第二弾を予定)


「正しいフォーマルシューズの選び方」

ゼロヨンテレビ

冠婚葬祭など、フォーマルの正装に履く靴って「革靴ならなんでもOK」じゃないんです。結婚式にウィングチップはだめですよー、っていうお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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内羽根靴か、外羽根靴か - ZEROYON LABORATORY
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もっとも投資すべきは、果たして「靴」か? 〜種類編〜 - ZEROYON LABORATORY

 


買える!エドワード・グリーン

イギリス最高峰の既成靴ブランドが銀座に直営店を開きました。

先日、三陽山長の話を書いて「また靴の話かよ」と思われるかもしれませんが。

アメリカのオールデンや、フランスのJ.M.ウェストンやパラブーツ、ハンガリーのヴァーシュなど、名靴と呼ばれる高級既成靴ブランドは世界中にありますが、英国靴こそ至高というのがメンズファッション界の定説となっています。

ジョン・ロブをはじめクロケット&ジョーンズやチャーチ、チーニー、トリッカーズなど、一度は耳にしたことのある英国靴は今もロンドン郊外の町、ノーザンプトンに本拠を構えています。エドワード・グリーンもそのひとつ。ちなみにノーザンプトン、電車で行ったことありますが、駅を出るとでっかいロータリーになっていて、真ん中は駐車場。カフェもレストランも商店もなんにもなくて面食らいました。

世界最高峰の既成靴ブランドとして、必ず名が上がるエドワード・グリーンは、日本では有名百貨店や大手のセレクトショップでも買うことができますが、今年の春、日本初の直営店をオープンしました。長いこと日本展開してますが、直営のオンリーショップは初めてなんです。場所は数寄屋橋交差点に面した東急プラザ銀座の1階。表通りに面しているのですぐわかると思います。

<EDWARD GREEN 銀座店>

銀座店の内装はロンドンのジャーミンストリートにあるエドワード・グリーンのショップを再現されています。「ドーバー」や「チェルシー」をはじめ、多彩なモデルが揃うのはもちろんのこと、サイズやカラーバリエーションの在庫も他所より豊富です。そりゃそうですよね、他店の靴コーナーでエドグリだけこれだけの在庫、置いておけませんから。

ちなみに、これは雑誌で書けませんが(書いちゃいけないわけじゃなく、書く必要がないので書かないだけですが)エドワード・グリーンの日本の総代理店はリデアカンパニーといって、セレクトショップのストラスブルゴを運営している会社です。当然エドワード・グリーンの品揃えは、ストラスブルゴが最強です。他店はリデアカンパニーからモデルと色バリをセレクトして買い付けているので、どうしても欠品があるんですよね。

リデアカンパニーさんはほかにもナポリの高級スーツ・キートンやクラシコイタリア協会を脱退してからコレクションの幅を広げたニットブランド・クルチアーニ、ナポリのシャツブランド・バルバや飛ぶ鳥を落とす勢いのジャケットメーカー・ラルディーニなど、錚々たるブランドの国内卸元となっていますので、これらのブランドの品揃えに関しても他店より抜きん出ている感があります。

とはいえセレクトショップはどこも自社なりの買い付けでエクスクルーシヴ(この店でしか買えない品)を持っていますので、好みの色柄や素材を置いているのはどこの店かは、けっこうバラバラなので、ラルディーニなどはビームスと伊勢丹と地方個店さんとで置いてあるものが全然違っていたりします。気に入った色柄は、その店で買わないと他所では置いてないかもしれません。

靴と財布がお揃いという紳士の美学がここにあります。

靴以外の製品が置かれているのがエドワード・グリーン銀座店ならでは。なんとこちらにはベルトと革小物があるんです。日本でここだけですよ、正規で置かれているのは。財布やカードケースなどの革小物は、エドワードグリーンがこの春新登場させたもので世界同時発売。ベルトは昨秋登場したのですが、日本ではあえて店頭展開せず、この春の銀座店オープンまでとっておいたのだそうです。

旧態然たるルールではありますが、「ベルトと靴は同じ革で合わせる」というメンズファッションのルールがあります。実際のところ靴とベルトを同じブランドで揃えるなんてのはなかなかできませんが、ここならベーシックなカーフならエドワード・グリーンで合わせることができます。

財布やカードケースのスリット部分に用いられた弓型のカーブは、これ人気モデル「ガルウェイ(GALWAY「ゴールウェイ」って書いてるとこもありますが、リデアさんは「ガルウェイ」って呼んでます)」の側面に入っているカーブを模したものだとか。カードケースの表革にはカンヌキ状のワンポイントがあるのですが、これはチェルシーやカドガンなど内羽根靴の羽根の切り合わせ部分に使われるカンヌキだそうです。

むー。これは雑誌では書けませんが、弓型のカーブデザインはまぁめをつぶるとして、カンヌキって内羽根靴ならだいたいついてますので、ちょっと苦しいかな、と。定番モデルの意匠をモチーフに使うなら、もっとほかにあるだろ!と思います。

でも革質はなかなかいいですよ。使い込んで味を出す革ではないですが、手にしっとりと馴染むトゥルッとしたタッチは、こりゃいい革小物を手にしたなって感じがしますよ。靴は定番モデルで15万円オーバーですが、カードケースなら3万8000円、安い!

ちょっと勇気のいる買い物かもしれませんが、まだなんとかなる金額ではないでしょうか。自分へのご褒美、あるいは大切な人への記念品として贈るのによろしいのではないかと。靴とベルト、さらに革小物がお揃いだなんて、紳士の美学を感じさせますし。個人的には、今使ってる財布がぶっこわれたら、これ欲しいなー。

ところでなぜエドワード・グリーンの社長は女性なのか?

いつもピッティ・ウォモの会場でお会いするヒラリー・フリーマンさん。エドワード・グリーンの女社長です。紳士靴のメーカーに女性社長って意外ですが、ベルルッティのオルガさんみたいな血縁筋かな?と思ったら全然違いました。


現社長ヒラリー・フリーマン女史

(クリックするとSTRASBURGOオフィシャルブログにとびます)

そもそもエドワード・グリーンは1890年に創業されました。創業者のエドワード・グリーンさんは、1930年代まで会社を切り盛りすると3人の息子に経営を譲りました。その後1947年に他界されています。

息子の代以降も名靴の肩書は揺るぎませんでしたが経営のほうにガタがきて、1970年代に経営権を所有していたのはNY在住のアメリカ人だったことが知られています。そして1982年、エドワード・グリーンは巨額の負債を抱えて倒産。そこに現れたのがシューズデザイナーのジョン・フルスティックさんでした。イタリア人だそうですが、ジョンでいいのかな?? 彼は70年代後半からアメリカ人の前オーナーさんと面識があったようで、倒産の報が届くや即ノーザンプトンに駆けつけ、負債額+1ポンドで会社を買い取ったのは有名な話です。

そんなフルスティックさんと共通の友人の結婚パーティで出合ったのが、当時ロンドンのスーパーマーケット、セインズバリーで新製品の開発部門にいたというヒラリー・フリーマンさんでした。彼女はイギリス人ですが長くパリで働いていて、ロンドンに戻ってからは化粧品メーカーのレブロン社に勤めていた経験もあるビジネスウーマン。とはいえ紳士靴業界はまったくのドシロウト。2000年にフルスティックさんが急死されると社長職に就き、ブランド価値の向上に勤め今日の地位を築き上げてしまったというスーパーキャリアなのです。

ピリっとした緊張感ある女社長で、なかなかのやり手と聞いていますが、お顔にあらわれています。Nice to meet youぐらいしか交わしたことありませんが、リデアカンパニーのバイヤーさんもヒラリー女史の前では背筋がピンと伸びています。フレンドリーなイタリアブランドのオーナーとは対象的な商談風景は、ある意味ピッティの名物でもあります。

彼女の経営哲学は、まさに「温故知新」です。古いものを大切にしつつ、新しいことをほんの少しだけ取り入れるという。その取り入れ方が、絶妙なさじ加減で、本当に本当にちょびっとなんです。

クリエイティブ・ディレクター制を導入して、コレクションをガラリと変えてしまうメゾンが少なくない昨今ですが、男ってそんなにしょっちゅう新しいものが欲しいわけではないですよね。伝統とか歴史とかの重みを噛み締めつつも、ほんのちょびっとだけ新しいものが入ってるという安定感を好むのだと思うんです。そういう意味でエドワード・グリーンがじつにちょうどいい。「新しい木型です! 新しい素材です! こんどはスニーカーです!」と次々に新作ラッシュなブランドよりも、創業から100年以上たって、ようやく革小物が出揃うぐらいがちょうどよかったりするのだと思います。

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