Gentleman#001
インタックSPS株式会社
代表取締役
山本晃生(やまもとこうき)様
この記事は、VESTA北川が書きました
お客様のエレガンスの秘訣
ルックスがスマートな紳士は、中身も魅力的。「スマートインサイドアウト」連載では、お客様のエレガンスの秘訣を内側と外側から探っていきたいと思います。
記念すべき初回は、若き経営者、山本様にお話を伺いました。
ドイツ製の最上級白物家電に囲まれる
北川:(LIEBHERR“リープヘル”のショールームに足を踏み入れ)山本様・・・あまりにシックでオシャレな空間じゃないですか。素敵な冷蔵庫を売っているとお話には聞いていましたが、なんか圧倒されます。私、場違い感、半端ない!ドキドキ。こちらのショールームは2018年7月にオープンされたんですよね。おめでとうございます。
山本様:何言ってるんですか!でもそう言って頂きまして、ありがとうございます。デザイナーとの打ち合わせを重ね、本国LIEBHERRの世界観を表現したショールームとなっています。ロケーションからインテリアまで自分でも熟慮しオープンした場所なので、気に入っていただけて良かったです。
山本様は、ドイツの高級冷蔵庫LIEBHERRの日本正規輸入総代理店、インタックSPS株式会社で代表取締役をされている34歳の紳士。
ご年齢を見ると経営者としてはお若い方・・・と思いませんか??思ったでしょ。「あー、でたでた。同族経営で就任が早く、苦労知らずのお坊ちゃま… 』とか、『イマドキの、若手ベンチャー経営者なんじゃないの』とか。違います。山本様は紆余曲折を経て、インタックSPS株式会社のオーナー社長として日々、奮闘されています。
そんなお若い経営者山本様ですが、お会いすると、びっくりするくらい渋い。(もっと言うとオジサマっぽい。)周囲の状況を語らずとも素早く察知し、さりげなく気を回してくださるご様子は、ベテラン営業マンの風情がありますし、また非常に落ち着いていらして、さすが重要なご決断をされる組織のトップといった印象です。
改めまして、このインタビューをしている私、北川美雪の自己紹介をさせていただきます。銀座にありますテイラー、VESTA by John Ford(以下:ヴェスタ)にて、ゼネラルマネージャーを務めております。
私は職業柄、多くの紳士・淑女にお目にかかる機会があります。このお仕事をかれこれ18年ほど続けているうちに、日ごろから重要な決断をされている方は態度でわかる、という特殊能力を身に着けました。
山本様のように組織のトップに立つ、ということは、決断の責任を負う、ということ。人生は毎日が決断の連続ですね。山本様の座右の銘(後述)も、さもありなんと納得。
取り扱う商品に見合う着こなしを
この日の山本様のファッションは、Ermenegildo Zegna エルメネジルド ゼニア服地を使用したスリーピーススーツを、ニットに合わせるというドレスダウンした着こなし。ノーネクタイでもエグゼクティブに見せる服の選び方、わかってるな~。ポイントは、上質素材でリラックスすること。上質なものほど、フォーマルな着こなしに選ぼうとしがち。でも、リラックスしたコーディネートの時こそ上質素材を選ぶことで、こなれ感が出ます。
山本様:今日は北川さんがいらしてくださるから、タイドアップにしようかなと思ったのですが。普段お客様とお会いする予定の無いときは、このようにスーツをカジュアルに着ることが多いので、普段のままにしてみました。
北川:この服地は厚めでタートルネックセーターとの相性も良いですから、今日のような着こなしとてもお洒落です。いつもVESTAの紳士服を素敵に着こなしてくださり、ありがとうございます。っていうか、この時計も。ちょっと、カッコ良すぎじゃないですか。
この後、年齢不相応なほどに落ち着いている山本様の魅力に迫ります!ー後編へつづくー