オフィスにヒートテックって必要ですか? スキー場には雪が少ないのに、急に寒くなりました。 冬の防寒スタイルの重ね着順序は、アンダーウェア→シャツ→セーター→コートやダウン、それからマフラーや手袋というのが一般的ですよね。 でも、通勤のための防寒しすぎは、オフィスではかえって邪魔です。 皆さんご愛用のヒートテック。これが暑くてかなわない原因です。 地下鉄と地下街で寒さをしのげる都会のサラリーマンに、ヒートテックはオーバースペックではないですか。 終日、屋外作業だとか、食品の衛生管理上、暖房が使えない作業に従事していたり、子供と公園に行くお母さんとかに、ヒートテックは無くてはならないものですが。 むしろ都会の冬には、夏用の吸汗速乾性のアンダーウェアのほうが便利です。だって厚着で汗かくと、汗冷えしますから。 接触冷感タイプは要りませんが、汗を吸っても乾燥してくれて、乾いてるアンダーウェアのほうが温かいです。 ぼくが通年着ているTシャツはこちら。 ロンTもあります スキーやスノボにも着てます。 都会の冬には、ダウンも邪魔です。 家から着ぶくれするほど着てしまうと、通勤時の電車内では暑くてかなわないし、駅直結の地下街を通ってオフィスビルまで行ける会社ならオーバースペックも甚だしい。 ヒートテックとセーターぐらいで駅までの徒歩10分ぐらいなら凌げますから。 薄手のダウンベストなど、ジャケットの下に着る防寒服や、キルティングのジャケットでも十分に温かいし、コートと同じ金額で上質なカシミヤのセーターを一枚買えば、通勤スタイルは一変します。 むしろマフラーと手袋で、寒さ対策するほうが都会の冬には実用的です。 マフラーはウールよりカシミヤ。細幅のものより、女性が使うような大判のものが温かいです。 スーツの上から首元にボリュームをもたせて巻いてみれば、ことのほか温かいことがわかるはず。 手袋はニットより革製のものが風を通しません。ニットのライニング付きの手袋は、大きめサイズよりぴったりと着用できる少し小さめのものを買えば、使い込むほど革が伸びて手に馴染むようになります。 注意したいのは革手袋には「内縫い」と「外縫い」の2種類があること。「内縫い」とは手袋の縫い目が裏側のあるもので、「外縫い」とは縫い代のステッチが外側にあるものです。「内縫い」はスーツに合わせるドレス用で、「外縫い」はカジュアル用。「内縫い」の革手袋なら、胸ポケットにチーフ代わりに挿してアクセサリー使いもできます。 もうひとつ見直したいのは靴下です。 ロングホーズと呼ばれるハイソックスを選ぶだけで寒さ対策は一気に増す。首、手首、足首の3首を覆うことが寒さ対策の初歩と心得ましょう。 ... 続きを読む
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「ラルフも好きですが、モバードのヴィンテージ時計も好きなんです」
ゼロヨンテレビ 2回に渡って、ラルフローレンが好きすぎるハセガワに語らせたところ、勢いがついて「もう1話!」。ヴィンテージ時計LOVEなハセガワの、時計好きのルーツがここにありました。 ラルフローレン愛の話から、ヴィンテージ時計愛へ、思いっきりカーブするお話しです。 メンズファッション... 続きを読む
ラコステのポロシャツって、なんで人気なの?
ゼロヨンテレビ ワニのマークで有名なラコステのポロシャツは、フランスのテニスプレーヤー、ルネ・ラコステが1927年に、友人であったニットメーカーの社長と共同開発したテニスウェアです。ニットメーカーの工場で生産していた「鹿の子編み」の素材を使ったんですね。いまではポロシャツといえば鹿の子素材が一般的ですが、その元祖はラコステだったんです。でも、ラコステのポロシャツが支持されるのはオリジンだから、だけが理由でしょうか? メンズファッション... 続きを読む
「レイバンのウェイファーラー」
ゼロヨンテレビ レイバンのウェイファーラーって、無くしては買い、壊しては買い直すことを繰り返している男の定番サングラスです。なぜ、こんなにも惹かれてしまうのか、そこのところをお話ししましょう。 メンズファッション... 続きを読む
大人の夏帽子にパナマハットを
夏のビジネスマンにこそメンズ帽子を 蒸し暑いですね。梅雨明けした地方もあるようですが、これからますます昼間の陽射しがきつくなってくることでしょう。ということは、やっぱり帽子がマストじゃないですか? 休日は帽子を愛用している人もいると思いますが、平日会社に行くのに帽子を被って行かれる方、ほとんどいませんよね。なんでなんでしょ? 服装規定で会社で帽子が禁止されているならともかく、外回りの営業職なら帽子があったほうがいいんじゃないでしょうか。それとも髪型がくずれるのがお嫌ですか? ワックスでツンツンに立てたヘアスタイルならともかく清潔感あるビジネスマンのヘアスタオイルなら、帽子でくずれることはないと思いますが。 帽子が似合わないですか? 「帽子が似合わない」人というのは、じつはいないんです。自分にあった帽子は必ずあります。コツはブリム(=つば)を境に、下部分つまり顔の部分とクラウン(かぶりの山部分)が同じ大きさになるのがバランスいいですよ。正しい選び方と、正しいかぶり方ができれば似合う帽子は必ずあります。 昔の映画を見ているとスーツに帽子という紳士がよくでてきますよね。年に2回、イタリアのフィレンツェで開かれる世界最大の紳士服展示会「ピッティ... 続きを読む