月別アーカイブ: 2014年11月

真面目靴なのにじつはカモフラ

個人的にタッセルスリッポンって苦手でした

なんとなくオジサンくさくて。いや、年齢的にはおじさんなんですけど、タッセル=房飾りの意味もよくわからないし、いつどこではけばいいのかわからない靴といった感じで。スーツには無理だし、ジャケパンにもタッセルじゃなくてコインローファーでいいじゃんって。へんに真面目顔なところも、ちょっとね。

でも、これなら履いてもいいかなー。一瞬黒のスリッポンなんだけど、じつは黒のグラデーションがうっすらとカモフラ柄の上にかかっています。黒スプレーを吹きかけたようになっている控えめカモフラ。はっきりくっきりカモフラ柄のドレス靴は、“やっちゃった”感があって、なんとなく手(足?)を出しづらいのですが、これなら許せます。タッセルのオジサン感もカモフラなら許せるというか、真面目顔なのに心は不良というか。ビシッとスーツ着てるのに、脱いだら体中刺青入ってる、見たいな? ヤ◯ザかそれ?

木型もスマートでいいっすよ。ドゥカルズって、イタリア・マルケの真面目な靴メーカーなんです。先シーズンはスエードカモフラのスリッポンがあったはず。スムースレザーの控えめカモフラってとこがちょっといいなー。扱い店は未定ですが、春からアマンの直営店アスティーレハウスとかでやるのではないでしょうか。


40代にぶっ刺さるニット

テレビゲーム世代です

これ、若い人にはわかんないかもですけど1980年に登場したTVゲームの「パックマン」です。ちゃんとドットも入ってます。しかもジャカードで。超なつい! オープニングテーマが聞こえてくるぞー。

エディフィスの展示会で見つけたMONSIEUR LACENAIRE(ムッシュ・ラスネリとかムッシュ・ラスネールとか撥音します)のニット。デザイナーのギャランス・ブロカさん(女性)は、元エルメスのニットデザイナーで、独立後ニットブランドを立ち上げ、シーズンごと、ちょっとユニークなモチーフのニットを展開しています。以前もインベーダーとかあったし、もしかして日本ゲームマニア? オタク?

ブランド名のラスネール氏とは1945年のフランス映画『天井桟敷の人々』に出てくる詩人で犯罪者の伯爵ピエール・フランソワ・ラスネールの名前からとったものだそう。でも、なんで? 

じつは作中のヒロインの名がギャランスというんです。はい、デザイナーと同じ名前なんですね。そういうこと。

袖口とかにモンスターがいたり、どっかにパワーエサとかあったら速攻予約したなー。


クルマにひかれない真っ黒スニーカー

こういうのがあるから展示会めぐりは楽しいのです

2015年春夏シーズンの展示会周りがたけなわですが、来春の気になるトレンドのなかから面白そうなネタをいくつか挙げていきたいと思います。

アディダスのスニーカー、真っ黒ですね。色いっぱいのシーズンが続いたメンズファッション界に身を置いていたので、黒って新鮮です。いま雑誌『LEON』でも黒推ししていますけど、モノトーン系のスタイルって、色柄トレンドに背を向けているみたいで、なんとなくお洒落かな、という気がしていました。もともと不良っぽいというか、ロックな色ですよね黒って。メンズクラシックに黒って新鮮ですが、雑誌『MEN’S CLUB』が推す「アズーロ・エ・ネロ(青と黒)」というカラーリングも、なんとなく腑に落ちるので、個人的にも注目色です、黒(ちなみに厳密には黒は無彩色なので色ではないと定義されるようです)。

で、この黒スニーカー(モデル名失念)、夜ランニングのときに履いていると、こんなふうに光ります(ストロボ焚いて撮影しました)。

はい、アディダスの3本ラインもくっきり。これいいなー、ほしーなー。夜ランとかしないけどね。伊勢丹の展示会にて。


クロコとハラコ

フェラガモの新作スニーカー

2015年春夏シーズンの展示会周りもたけなわですが、来春の気になるトレンドのなかから面白そうなネタをいくつか挙げていきたいと思います。

昔、欽ちゃんの番組のワンコーナーに「クロ子とグレ子」ってのがありまして、小堺一機さんと関根勤さんのコンビでコントやらトークやらするミニコーナーがありまたね。昨日、伊勢丹の展示会で、クロコとハラコを拝見したとき、ちょっとだけ思い出しました。じゃ、そちらを、チラ見せ。

フェラガモの新作。伊勢丹で販売があるそうです。お値段は…。とても言えません。年末ジャンボ宝くじ当たったら買います。


春はデニム色のシャツがなきゃ始まらない

青シャツの時代

各ブランド、ショップの2015春夏の展示会が真っ最中です。まだまだロードは続きますが、前半戦始まったばかりで、もう一連の傾向が見えてきました。なかでもこれは絶対外せない、どこでも必ずトレンドに挙がるのが「デニム色のシャツ」です。

シャンブレーシャツをタイドアップしてジャケットに合わせるスタイリングは、80年代にも流行りましたが、最近の記憶を辿ると5〜6年前にブルネロ・クチネリが提案していたように思います。以降、ドレスシャツ業界で幅を利かせていたオリアンが「デニムディヴィジョン」を設立して本格的にデニムやシャンブレーのシャツを展開するなど力を入れてきました。ここ数シーズン、ウォッシュデニム地やシャンブレー地のウェスタン&ドレスシャツが多くのブランドからリリースされていましたが、来シーズンはいよいよもってピークになるかもしれません。

インディゴブルーにフラワーや小紋などのプリント柄が併用されたシャツは一昨年ぐらいからでているのですが、ここ2シーズンほど色柄いっぱいのコレクションに気圧されて、トレンドの端っこに追いやられていましたが、来シーズンは色柄が控えめになりそうな気配。そのなかでもインディゴフラワー&小紋柄はしぶとく生き残っていました。

大柄チェックや花柄、ペイズリーなど、無くなってしまったわけではないですが、カラーコントラストは抑え気味になって、ちょっと落ち着いたトーンの誰でも着やすいも色柄ものが増えそうな来シーズン。デニムの濃淡だけで小紋柄を表現したシャツなどは、ちょうどこの傾向に合致するんですね。

セールで、もう1枚買おうかな、デニム色のドレスシャツ。